生産国　エチオピア 生産地　シダモ グジ シャキッソ村 精製 ナチュラル 標高 1,800~2,200m 品種 在来種 コーヒー発祥の国エチオピア。 首都アジスアベバから南に約400km、グジエリア、シャキッソ村に位置するTADEGG農園。 この農園は2000年から2004年の4年間に連続しておきたシャキッソ村の山火事の鎮火後に、残ったごく僅かな森林と広大な土地を5ヘクタールにコーヒーとシェードツリーを植え、コーヒー生産を始める事で、残った森林を保護と再生目指し生まれた農園です。 2006年に初の収穫を迎えてからは、地域の小規模農家さん達と共に品質の向上、安定に力を注ぎ続け、多くの農家さんを巻き込みながら規模を拡大していきました。 現在では2つの栽培エリアに分かれながら、合計で521haのまで栽培面積を拡大しており、シャキッソ村は豊かな森に囲まれたコーヒーの村となりました。 農園の名前の『GG』は、昔シャキッソ村で「金」が採掘されていたことに由来しており、現在ではコーヒー＝「緑の金（Green Gold）」が栽培されることも相まって名づけられました。 そんなTADEGG農園で栽培されたコーヒーを、エチオピアから日本、そしてメキシコにあるDescamex社の工場に運び、デカフェ加工をおこなったのが今回のコーヒーです。 工場のあるコルドバの麓にある、オリサバ山を源流としたキレイな水を使用し加工するので、「マウンテンウォータープロセス」と呼ばれています。 この方法では、カフェインのみを選択的に抽出することが可能なため、本来のコーヒーの味わいが損なわれることなく残ります。 また、水を使用してデカフェ加工した後、3種類の異なるドライヤｰに豆を順番に入れ、ゆっくり均一に乾燥させるという丁寧な後処理により、急激な乾燥で味わいを損なうことを防ぐ、そんな品質のこだわりによって、デカフェながらエチオピアらしい華やかな味わいを感じさせます。 薬品を使用せず天然水のみを使用しカフェインを取り除くマウンテンウォーター方式で約９７％のカフェインを取り除いています。元のコーヒーにエチオピアのナチュラルプロセスのコーヒーを使用しているので、デカフェには珍しい華やかな風味が楽しめるコーヒーです。 １００gなのであっさり飲まれたい方は約１週間、濃いめがお好みの方は約５日間お楽しみいただけます。