new
-
豆のまま
¥918
-
ドリップ用(中挽き)
¥918
-
フレンチプレス用(粗挽き)
¥918
-
マキネッタ用(細挽き)
¥918
生産国 ジンバブエ共和国
生産地 ブルマ渓谷
精製 ウォッシュ
標高 1,200m
品種 カティモール、ブルボン、ティピカ、SL
ジンバブエはコーヒー栽培に適した緯度と言われるコーヒーベルト内に位置してしています。
しかし、国土の大半が標高800m~1000mの高原で西部にはカラハリ砂漠に続く台地が広がっているため、スペシャルティコーヒーの栽培はハイフェルトと呼ばれる標高1200~1500メートルの高原地帯が広がる東部高原のごく一部に集中しています。
ジンバブエのコーヒー栽培の歴史が始まったのは、まだローデシアと呼ばれていた頃。
1850年代、ヨーロッパの植民地化によってコーヒーがもたらされました。
この頃から小規模農園を中心にコーヒー栽培が国中に拡大していきますが、1920年代のコーヒーの木の病害の流行により小規模農園のほとんどが壊滅し、その後約40年もの間コーヒー栽培が断たれることになります。
しかし、1960年代には再び復活し、等級などの品質基準を確立し、国外に輸出用の良質のコーヒーが生産している事を保証したことで、コーヒー豆の生産が急増します。
その結果1988年までにジンバブエのコーヒー生産量は約16,000トンとピークに達し、世界のコーヒー生産量30カ国以内に数えられるほどになりました。
ですが、1990 年代から2000 年代初頭にかけての独立後の政治の混乱や紛争により収穫量の 97% が失われ、約400トンまで生産量が落ち込んだとされています。
その後10年以上かけ小規模農園を中心にコーヒーの生産は徐々に再開してきています。
今回のクレイク・バレイ農園は、モザンビークとの国境沿いのマニカランド州ホンデ渓谷にあるブルマ渓谷に位置し、その中でもブンバ山脈はジンバブエ内でもアラビカ種の栽培と取引が最も盛んな地域の一つで、国内のスペシャルティコーヒーの75%を生産しています。
そんな歴史の荒波に揉まれ続けたジンバブエのコーヒーが初入荷しました。
レモンやチェリーの様なスッキリとした酸味と、サトウキビやハチミツの様な香りと甘味、ほうじ茶のような苦味にダークチョコレートの様なコクと風味が心地よく広がるコーヒーです。
100gなのであっさり飲まれたい方は約1週間、濃いめがお好みの方は約5日間お楽しみいただけます。