東南アジアに位置するミャンマー。 現在軍事クーデターにより、大変な状況であることが連日報道されています。 このミャンマーはこうした軍事クーデターが起こる前、世界中のコーヒー消費国から注目される生産国でした。 と言うのも、ミャンマーの一部の農園ではアメリカなどの消費国が中心となり資金と技術提供を行うことで高品質のスペシャルティコーヒーを生産できる農園を増やすという活動が行われていたためです。 そうして生まれたいくつかの技術の高いコーヒー農園のコーヒーが入荷しました。 農園主自身が国際鑑定士の資格であるQグレーダーを取得し、コーヒーの品質を徹底的に管理したこだわりの農園で2019年に満を持して栽培を開始したゲイシャ種のコーヒーです。 今回のコーヒーは出荷できるようになってまだ2回目、まだまだ成長途中のコーヒーです。 今現在続くクーデターの影響で、本年の収穫量は例年の半分以下となりました。 大変希少なミャンマー産ゲイシャ種のコーヒーです。 クーデターの影響で国外からの技術や知識が限られる中で育てられたこのコーヒーはクーデターが開け制限が解かれた後には、飛躍的な品質向上が期待されているコーヒー、是非未来への期待を込めてお試し下さい。 オレンジフラワーと微かにジャスミンの香りがあり、蜜柑、パパイヤの様なフルーティーな酸味が、温度が下がるにつれスターフルーツの様な印象に変化します。特徴的な溶かしバターの様な舌触りがリッチな味わいを演出する華やかな味わいのコーヒーです。 １００gなのであっさり飲まれたい方は約１週間、濃いめがお好みの方は約５日間お楽しみいただけます。