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豆のまま
¥1,080
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ドリップ用(中挽き)
¥1,080
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フレンチプレス用(粗挽き)
¥1,080
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マキネッタ用(細挽き)
¥1,080
生産国 ベトナム
生産地 ラムドン省 ダラット市 ミン・マウンテン
精製 フリーウォッシュ
標高 1,500m
品種 カティモール
ベトナムは世界最大のロブスタ種の生産国として知られていますが、アラビカ種の栽培も一部地域で継続されており、中でも中部高原に位置するラムドン省はアラビカの重要な生産地のひとつです。
この地域は、19世紀後半のフランス植民地時代にアラビカ種が持ち込まれたことから始まり、標高の高さと冷涼な気候、肥沃な土壌といった条件がアラビカ栽培に適していることから、現在でも生産量の約20%をアラビカが占めています。
ラムドン省では、ティピカやブルボンといった香味豊かな品種も積極的に栽培されており、多くの農家がオーガニック認証や4C認証、ベトナム独自のVietGAP認証などを取得し、持続可能で品質の高いコーヒー生産に取り組んでいます。
本ロットを手がけるHo Phoung社は、ダラット市に位置する高標高のミン・マウンテンに注目し、この地域のコーヒーのみを集荷・精製。年間を通じて冷涼な気候で育まれるチェリーは、ゆっくりと成熟し、土壌からしっかりと栄養を吸収することで、豊かな味わいと上品な酸味を備えたアラビカコーヒーに仕上がります。
米国農務省(USDA)の報告によると、近年、気温の上昇や干ばつの影響により、地下水が減少し、井戸水による灌漑に頼るベトナムの生産地では、コーヒー生産における水不足が課題のひとつとなっています。こうした課題に対し、自動灌漑システムや、ドローンの活用など、高度な技術もコーヒー生産に導入されつつあるようです。
またラムドン省では、化学肥料や農薬の使用削減や、有機肥料の活用などの取り組みにより、環境負荷の低減と生産性の向上の両立化を目指しています。
ベトナムにおけるアラビカの新たな可能性を示す、希少性の高い高品質なコーヒーです。
黒ごまやオーツミルク、ダークチョコレート、レンゲのハチミツの様な印象を感じるコクと苦味、甘味があり、温度が下がってくるとマスカットの様な酸味とジャスミンのような香りがほのかに感じられる、力強いボディが特徴のコーヒーです。
100gなのであっさり飲まれたい方は約1週間、濃いめがお好みの方は約5日間お楽しみいただけます。