生産地　タンザニア西部 キゴマ 精製 ウォッシュ 標高 1,450～1,680m 品種 ブルボン、ケントミックス キリマンジャロコーヒーで知られるタンザニア。 このキリマンジャロ周辺に並び主要なコーヒー生産地として知られているのが、南部のンベヤ周辺とこのコーヒーが栽培されている西部のキゴマです。 キゴマには豊かな淡水生態系を持つタンガニーカ湖があり、豊富な水資源となっています。コーヒーの精選の際にふんだんに水を使用できるため、クリーンでジューシーな味わいに仕上がると言われています。 このコーヒーを生産しているカンヨブ組合は、1993年に９つの小さな組合が共同で使用できるドライミルを設立したことから始まりました。 このドライミルができるまでは、キゴマ地域はタンザニアの最西部に位置しているため、パーチメントを北部キリマンジャロにあるドライミルまで20時間以上かけて輸送する必要があり、輸送中の品質劣化が問題となっていました。 ドライミルが建てられてからは、パーチメントを整った環境での保管、輸送のコントロールが可能になり、品質の安定化が実現し、今では安定した高品質なキゴマ地区産のコーヒーを作れるようになりました。 オレンジやマーマレード、ハチミツを思わせるフルーティーで複雑な香りと甘味、酸味がダークチョコレートの様な苦味とコクとバランス良く広がるコーヒーです。溶かしバターの様な滑らかな舌触りで心地よく口内に広がる満足感のあるコーヒーです。 １００gなのであっさり飲まれたい方は約１週間、濃いめがお好みの方は約５日間お楽しみいただけます。